先月19日、国土交通省が2019年の公示地価を公表しました。
それによると、神奈川県横浜市金沢区の公示地価は、前年(2018年)と比べて0.79%上昇しています。
今回は、横浜市金沢区の公示地価と上昇した理由についてご紹介します。
横浜市金沢区で地価が上がったエリアの特徴①金沢文庫駅編
金沢区の最新地価公示価格は、平均19万3,025円/㎡、坪単価は平均63万8,101円となっています。
金沢区の公示地価の特徴を見てみると、京急本線に近いほど地価が高くなる傾向が見られます。
最も高価格なのは、金沢文庫駅周辺の23万4,000円/㎡(坪単価77万3,553円/坪)で、前年から1.5%も上昇しています。
金沢文庫駅周辺は、駅前の商店街を除くと大部分が閑静な住宅地であることや、称名寺市民の森など自然が豊かなスポットが近くにあって、静かで住みやすい地域です。
また、金沢文庫駅に乗り入れる路線は京急本線のみですが、快特・特急・エアポート急行・ウィング号も停車するため、都心へのアクセスがしやすい点も魅力です。
エアポート急行は羽田空港行きなので、出張や旅行で羽田を利用する際は乗り換えなしで行けますよ。
しかも快特・特急の一部には、成田空港まで行ける電車もあるので、羽田・成田のどちらにもアクセスしやすい利便性は見逃せません。
横浜市金沢区で地価が上がったエリアの特徴②海の公園南口駅編
2019年の金沢区の公示地価で2番目に高かったのは、金沢シーサイドラインの海の公園南口駅で、地価平均は23万2,500円/㎡(坪単価76万8,595円/坪)、前年からの上昇率は2.05%でした。
海の公園南口駅の特徴は、駅の東側は海の公園に隣接していて、住宅地は駅の西側に広がっている点です。
海の公園南口駅周辺も、金沢文庫駅周辺と同じように閑静な住宅街が広がっており、落ち着いていて暮らしやすい地域です。
海の公園南口駅に乗り入れる金沢シーサイドラインは、金沢区の金沢八景駅から磯子区の新杉田駅間にある海沿いの街を結ぶ路線で、直接都心へ行きません。
しかし、海の公園南口駅は京急本線が停まる金沢八景駅までわずか2駅の距離にあるため、金沢八景駅経由で都心へのアクセスがしやすい点が魅力です。
また、駅から西に1kmほど離れた場所には、神奈川県警金沢警察署もあります。
警察署のすぐ近くには金沢区役所もあるので、役所へ用事がある時も困らないでしょう。
他にも、総合病院から個人病院までさまざまな医療機関があったり、横浜・八景島シーパラダイスにも近いため、そうした住みやすさが魅力ですよ。
まとめ
地価が上昇しているということは、その地域が住みやすいため移り住む方が多いということでもあります。
横浜市金沢区でこれからマイホームを購入する方は、ぜひ地価が上がった地域と住みやすさをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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