マイホームを購入するには、住宅ローンを組む方がほとんどです。
しかし、実際に住宅ローンを組むときには、どんな風に進めれば良いのか迷う方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、住宅ローンの申し込みから融資実行までの流れ、本審査では何を調べられるのか、審査時に必要な書類などをご紹介します。
住宅ローンの融資実行までの流れとは?
まずは、都市銀行、地方銀行、信用金庫など、さまざまな金融機関がローンを扱っているので、借りたい住宅ローンを決めましょう。
借りたい住宅ローンが決まったら、次は仮審査に進みます。
仮審査とは、借りる方と金融機関の双方が住宅の売買契約を行う前に、あらかじめ住宅ローンが借りられるかの算段を付けておくために行うものです。
そのため、物件の購入申し込みをするタイミングで、住宅ローンの仮審査にも申し込むのが一般的です。
2~3日で結果が出る場合もありますが、ゆとりを持って1週間程度と思っておけば良いでしょう。
仮審査が通ったら本審査に申し込み、本審査にパスしたら金融機関と住宅ローン契約を結びます。
その後の流れとしては、お金が金融機関から支払われるのと、物件の引き渡しを待つだけです。
住宅ローン融資実行までに行われる「本審査」はどんなことを調べられる?
仮審査を通過したら、正式な申し込みを行って本審査の手続きを行います。
本審査では一般的に、年収に対する返済の割合負担、勤務年数、雇用形態、車のローン・カードローンなどの借り入れ状況、健康状態などが審査されます。
また、民間の住宅ローンでは、団体信用生命保険(団信)の加入や信用保証会社の利用が義務付けられている場合もありますので、事前に確認しましょう。
団信の加入や信用保証会社の利用が義務付けられているときは、生命保険会社は個人の健康状態、信用保険会社は購入者の返済能力と物件の担保価値を独自に調べることになります。
住宅ローン融資実行までに行われる本審査で必要な書類は?
本審査では、運転免許証や保険証などの本人確認書類をはじめ、本人と家族全員が記載された住民票謄本、印鑑証明書、印鑑証明書に使用した実印、収入証明資料、物件の資料などが必要です。
収入証明資料は、給与所得者であれば源泉徴収票や住民税の決定通知書や課税証明書が、自営業者であれば確定申告書の写しや3年分の事業税納税証明書などが使われるのが一般的です。
物件の資料については、売買契約書、工事請負契約書の写し、土地・建物の登記事項証明書、販売図面などが必要ですが、不動産会社が手配してくれる場合がほとんどです。
ただし、ご自分で用意する書類のうち、住民票などは発行後3か月以内などと期限が決まっているのでご注意ください。
まとめ
マイホーム購入に欠かせない住宅ローンは、仮審査・本審査それぞれで必要な書類がたくさんあります。
万が一書類の不備があると、その分融資実行まで時間がかかってしまうので、仕切り直しにならないように注意してくださいね。
横浜市金沢区で一戸建て・土地・マンションをご購入予定なら、物件探しは株式会社べステートまでぜひご相談ください。